
2015年7月6日(月)、上田市議会6月定例会の最終日
上田市議会へ傍聴に行きました。
この日は、最終日ということで、請願や陳情について、各委員会からの報告があり、話題沸騰中の安保法制に関わる請願についてもこの日報告があり、討論もありました。
日程第17 請願第7号(「集団的自衛権」行使を具体化し、戦争につながる「安全保障関連二法案」を廃案にすることを求める請願)
では、総務文教委員長の
池田総一郎市議から委員会の経過の説明。
その後、討論で、賛成の立場で共産党の成瀬拓市議、賛成の立場で公明党の金沢広美市議の発言がありました。
「討論」
なんだから、もっとほかの議員さんからも活発に議場から意見が出されるかと思いきや
その2名で終了。
傍聴席では
「えっもう終わり?」
っていう声が聞こえるほどあっさりとしていました。
討論の後は採決をとることになっており、採決では
日本共産党の市議のうち、
成瀬拓さん、古市順子さん、久保田由夫さん、渡辺正博さんの4名
上田新風会の市議のうち、
小坂井二郎さん、三井和哉さん、深井武文さんの3名
以上の7名が起立して賛成。
新生会の市議の
林 和明さん、佐藤論征さん、金子和夫さん、土屋勝浩さん、松山賢太郎さん、井沢信章さん、西沢逸郎さん、安藤友博さん、尾島 勝さん、土屋陽一さんの10名
創始会の市議の
山田英喜さん、松井幸夫さん、宮下省二さん、原 栄一さん、池田総一郎さん、佐藤清正さん、小林隆利さん、南波清吾さんの8名
公明党の
市議の松尾 卓さん、金沢広美さん、半田大介さん、池上喜美子さんの4名
以上の22名が反対。
反対多数で日程第17 請願第7号は否決されました。
もう一方、日程第18 請願第8号(安保関連法案について、拙速な審議と採決を行わぬことを求める請願)
については、日程第17と同じように委員長からの説明があり
その後、賛成の立場で上田新風会の三井和哉市議、賛成の立場で新生会の安藤友博市議の発言がありました。
討論のあとは、先ほどの同じように採決です。
日程第18号請願8号については、
他の市町村でも慎重審議の意見書が提出されていたため、賛成多数になる可能性があるかな?
と、感じていました。
しかし、結果は、先ほどと同じ。
賛成7名・反対22名で否決となり
今回の請願の賛否ではどちらとも否決で市議会は閉会されました。
採決が終わって休憩に入ると傍聴席からは落胆の声がちらほら。
「慎重審議も否決するのはあり得ない」
との声もありました。
私としては、請願に否決すること自体は議員のみなさんの判断でされていることなので、それはよしとします。
しかし、問題だと感じているのは、今回の請願を否決したということは、自民党・政府案の安保関連法案に対して、上田市議会としては賛成なのかという点がしっかりと意思表示がなされていないという点です。
今回の市議会では、
安保の関係は国が決めることであって市議会から何か意見を言う事ないという話が出ていました。
確かにその通りですが、国民の代弁者として選ばれている議員としての役割を果たすために、意思を表明することはことは重要だと思います。
地方自治法第99条には
「普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会又は関係行政庁に提出することができる」
とされています。
上田市議会の姿勢として、賛成なのか、反対なのか、慎重審議なのか、それとも別な意見なのか。
そのあたりをしっかりと議論をして意見書として提出して欲しかったと感じる傍聴になりました。